帰省にまつわるアレコレ
帰るのことのできる故郷がある、というのはやはり尊いことだと思う。僕の母親は若くして両親を亡くしているから帰る故郷がない。当然、僕も母親の実家に行ったことはない。母にとっては寂しい事だろうと、推測はつく。まあ寂しいと母の口から聞いたことはないのだが。
とは言え、そんなに有難いものでも毎日いるとその大切さは薄らいでしまう。
3日もいるともうダメだナ。
「マヨネーズ買い忘れたから買ってきて。あんたの好きなポテトサラダ作るから。」
「はい、はい」
「お風呂早く入んなさい」
「あとでね」
「早く寝なさいよ」
「…」
「それはそうと、お風呂入ったの?」
「黙れクソババア」
なんであんなに母親はアレコレ言うのだろうか。
帰省した当初はお互いハッピーなのだが、3日もたつと毎回こんな感じだ。
帰省も1泊2日くらいがいいのかもね。
帰省
以前、この夏は帰省しまいかと書いたら、母親から「いつ帰るんだ」とLINEがきた。あれ、ブログ読んでるの?と思ったが母はこのブログの存在すら知らない。なんでも、兄の今秋の結婚式にそなえて義理のお姉さん(籍はもう入れているので)と我が家族で食事をしたいそうだ。僕はお義姉さんとはまだ会った事がない。仕方がないから8月17日に帰ります、と伝えておいた。
帰りますか。
そう言えばラーメン美味かったな。
ジー
夜、自宅の最寄り駅を降りて、帰ろうとしていると道端にゴキブリを見た。少し嫌な気持ちになった一方で安堵もした。それと言うのも今住んでいるところに越してきて、2年が経とうとするが、未だに部屋でゴキブリを見たことがない。もし部屋で見たら、部屋にあるもの全てがとても汚く見えてくることだろう。特にゴキブリが食器を通ることも十分想像出来るわけで、そうなると食器を使う気すら失せてくる。ただその一方でゴキブリすら住まない部屋って健全なのだろうかと思ってしまう。彼らの歴史は人間のそれよりも遥かに長い。凄まじい気候変動に打ち勝ち、見事、現代まで生き残ってきた彼らですら生きにくい環境ってどうなのよ。
なんなんだ。
7月も終わる。今月分の給料も貰ったしさっさと終わってくれて結構(25日支給なので)。
気づけば蝉の鳴く季節でもうすぐお盆。帰省しようか。去年は帰らなかったな。
帰ろうと思ってたんだが、催眠術師同士が催眠術を掛け合うとどうなるのかを検証する意味不明な特番に付き合わされたから帰れなかった。
今年は今年で秋に実兄が結婚式を挙げるのでそのタイミングで帰る。その事を考えるとお盆は帰らなくても…という気になっている。帰らないなら何かしようか。景気づけにサマージャンボでも買おうか。でも、仮に一等が当たったら人生めちゃくちゃになりそうだからやめておこう。僕が億のマネーを使う才能があるとは思えない。
何を書こうと思ってたんだっけ。