水溜り日記

日々の記録を。

印象

昨日、本屋で爆買いした時の話。

10冊ほどの単行本、文庫本を抱え、レジへ向かう途中、田中みな実の写真集を発見。妖艶な表情で僕を見つめる田中みな実。「この野郎やる気か?」とこちらも臨戦態勢に入る。写真集を鷲掴みにし、見事、購入。

と言うのは嘘で、本当は写真集を買いたいがために10冊も本を買ったのである。田中みな実が好きと思われるのはなんだか恥ずかしい。僕は普段から読書しますからね、という店員へのアピールのために10冊も本をまとめ買いした。堂々と普段通り買えばいいのにと、我ながら自分の度胸のなさが恨めしい。

話は変わって、田中みな実の世論の逆転具合には本当に驚かされる。2、3年前までブリッ子で嫌われていた人がこの逆転劇はなんなのよ。嫌ってた人はどこに行ったんだろう、と思うくらいの逆転ぶりだ。

印象っていい加減なものだなあとしみじみ思った。

 

 

ブルーマンデー

3日(月) 担当番組のオンエア。

4日(火)奈良の精肉店でロケハン。

   牛の飼育から販売までを担っている

   お店で、販売する肉は全てA5ランク。

   食べたい。

   仕事帰りにビールを買うか迷う。今月は

   散財しているし、チューハイにするか

   悩む。

   こんな事ではA5ランクの肉を

   食べられる大人にはなれないぞと

   いつになく落ち込む。結局、

   チューハイを買った。

5日(水)覚えていない。

6日(木)4時に起床。レンタカーを走らせ

   奈良の精肉店の牛舎へ。

   早朝の飼育の模様を撮影。

   牛の滝のように出る小便にビビる。

   昼からは大阪に戻り明日の東京収録の

   準備。帰宅は0時30分。

   明日は6時起床だけど起きれるかな。

7日(金)無事、6時に起床。新幹線で東京へ。 

   午前中はテレビ朝日で用事を済ませ、 

   午後から品川のホテルで番組収録。

   今日は奈良の精肉店で商品撮影が 

   ある日。僕はそのロケには別番組の

   東京収録で参加出来なかった。

   A5ランクのおこぼれを食べられないのが

   悔やまれるのと同時に牛の滝のような

   小便を思い出す。

   収録を無事に終え0時30分に

   会社へ戻る。

   同僚からまだ飲んでいるが来ないかと

   誘われたが丁重に断る。眠い。

   深夜2時。帰宅しテレビを見ていたら、

   同僚から電話。今からカラオケに

   行くがどうだ?とのこと。

   かなり酔っ払っていた。行きません、 

   とこれまた断る。眠い。寝た。

8日(土)10:30起床。13時から会社へ。

   1時間ほど街頭インタビュー。

   本日の仕事は終了。

   本を大量に買い込んだ。

   ついでに田中みな実の写真集を買うか

   悩む。結局、購入。内容は素晴らしい!

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たまには1週間を振り返ろう。

26日(日) 覚えていない。

27日(月)雑務を終え、ロケのため奈良で宿泊。

    最近の担当番組で宿泊は珍しい。

28日(火)ロケ。ずーっと路線バスに乗るロケ。

    夜遅くまでのロケだったので

    和歌山にて宿泊。夜、ディレクター、

    カメラマン、音声、自分とで 

    近くの居酒屋で飲む。

    軽く説教される。

29日(水) 同期の男と飲む。終電で帰れた。

30日(木)同期の男3人で飲む。 

    終電では帰れなかった。

31日(金) 取材先で打ち合わせ。 

    その後テロップ入れなど完パケ作業。

1日(土)休み。午前中は家でダラダラ。

   冷蔵庫に残っていたチューハイを飲む。

   うたた寝後、某局で編集の練習。 

   5時間ある収録素材を

   細かくシーンごとに刻む。

   それをピンセットで摘むように

   並べていく。面白いが

   まだまだ一人前には慣れない。

   今年でADは卒業したいのだが。

 

大きくなったら

今年、最初の小説は「坊ちゃん」を読んだ。

漱石好きだねえと我ながら思う。

改めて読むと初めて読んだ中1の時とは違った読み方が出来る。

「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。」という冒頭。

江戸っ子の青年が愛媛県に赴任し、物語は展開される。1年目の教師だから赴任早々、生徒に舐められる。そこのところが、面白おかしく描かれる。話の柱は学校という組織や人間関係を裏で牛耳る悪者をやっつける「勧善懲悪」もの。

教頭の赤シャツは表では良い顔を振りまいているが、裏では自分の利益を得ようと悪事を働く。そういうやつには野だのような腰巾着がついている。うらなりくんのようなお人好しは、そんな悪者に辛い目にあわされる。この構造が社会の縮図を上手く表している。

坊ちゃんは大人の社会との出会いを描いていると思う。純粋な心を持った「坊ちゃん」がどうやって社会と折り合っていくかが物語のテーマ。大人の社会との出会いは大きな葛藤が生まれる。大人になるってなんだ?という問いを漱石はこの小説で考えたのでは。

 

 

 

やれやれ

前日の飲み過ぎで寝坊。

慌てて、大阪行きの高速バスに乗る。

ディレクターには「渋滞で遅れます」と嘘をつき、夕方に出社。

毎年、年末年始は5日ほど実家で過ごす。実家のぬるま湯に浸かりきると年始の仕事は何とも言えない倦怠と憂鬱に襲われる。でも、今年は2泊3日しか過ごさなかったからか平常心で仕事に入れた。これくらいの期間がちょうどいいのかもしれない。

 

計画性

一年の計は元旦にありという言葉があるくらいで、気持ちを新たに今年こそはと意気込んでいる人も多いだろう。

その一方で、新年気持ちも新たに目標を立てるが、1ヶ月と続かない人もいるし、3日と続かない人もいる。強者(つわもの)になると1日で忘れる人もいる。人間らしくてそれはそれでいいとも思う。やるしか無い状況になれば自然とやる気は出るものだから。とは言え、ぼくも今年やりたい事をぼんやりとこの二日間で考えていた。

さてさて、2日は中学の同級生の飲み会があった。23時ごろに飲み会はお開きになったわけだが、ばったり高校生の頃の同級生に会ってしまった。こういう時期だから会うこと自体は、やぶさかでは無いけど、明日、朝には鳥取をたつからここで会って合流するのは都合が悪い。高校の同級生にあいさつもそこそこに、「帰ります!」と言って逃げようとしたが結局、捕まって3時まで飲むことになった。

翌朝がつらくて、寝坊した。仕事に遅刻しそうだ。もう一年の計どころでは無い。

 

 

帰郷

元日の昼下がり鳥取に帰った。どんよりとした雲が山陰らしい。実家に到着すると玄関先に紫陽花が赤い花をつけていた。「狂い咲きか?」と母に尋ねたら去年の梅雨に咲いていたものの色が変化したそうだ。物心ついた時には自宅の玄関先に植っていた紫陽花にそんな性質があるとは知らなかった。調べてみると紫陽花の色が変化することはよくあることだそうで、その事から花言葉は「移り気」らしい。

と、少し雅なことを書いたが花を愛でる心は最初だけで、帰るなり実家に用意してあった酒をたらふく飲み、17時の段階では泥酔。ビールを2回コタツにこぼし、母に叱られ、1人小さく部屋の隅で顔を伏せ丸まっていた。何をやっているんだか…

まだおせち料理食べてないな。