人見知りの生意気

日々の記録を。

春を愛する人は

初恋とはいつのことをさすのか。初恋が小学生の時の本当に透明に近いくらいの淡さを許容してくれるのなら僕の場合、小学4年生の時かもしれない。当時の僕は学校の仕組みに馴染めず、学校に行かないことも多かった。そんな自分の数少ない学校に行く理由が同じクラスのNさんと喋べることだった。宿題係をしていたNさんは毎朝、教卓に提出される宿題を出席番号順に並べ、誰が出しているかを確認する作業をしていた。そこで宿題を出していない子には「昼休みには絶対やってね」と声をかけていく。宿題をする習慣のなかった僕は毎回、Nさんにそう言われていた。好きな子にかまわれる、しかも注意されるというのは何とも言えない喜びで、今思えば僕はNさんに注意されたいがために宿題をやらなかったのかもしれない。小学生の男の子が好きな子にちょっかいをかける行動とは真反対な行動だと思う。

この時点でマゾかサドかの棲み分けが出来ていたのかもしれない。