あやまち
とある土曜の昼下がり、映画の上映時間を待つべく、ドトールで読書。ゆったりとした贅沢な時間に心も安らぐ。
すると、ディレクターからLINEが。
僕に任せていた編集前の準備が無茶苦茶なお陰で、2日間徹夜で編集した時間が無駄になったという内容のLINEがきた。
一気に嫌な汗がジワリと出た。
やっちまった。失敗の部類としてはかなり大ごとなので電話やLINEではダメだと思い、緊張と吐き気を覚えつつ会社へ謝りに行く。
つくづくクズだと思うのだが、どうにか人のせいにする方法はないかと、会社へ向かう道中、ずっと考えた。
失敗した時に自分の嫌な部分と向き合わないといけなくなる。余裕のない時は、やってしまった後に、自分の行動や心理の醜さにギョッとしてしまう。
だめだなあ。
とりあえず、会社に行って謝りました。