人見知りの生意気

夏目純と申します。日々の記録を。

故郷 ②

単に故郷に帰るのなら特段思うことはなかったのだが、仕事が目的であるから何やら色々、考えずにはいられなかった。

 

我が故郷である鳥取市は人口19万にも満たない小さな都市である。

鳥取駅周辺はもちろん、農村の匂いなどするわけなく、街には侘しさが漂う。鳥取駅から鳥取県庁を歩くと、謂わゆる、「シャッター街」が軒を連ねる。鉄筋コンクリートで出来た20〜30年くらい前の建物たちはペンキが所々、剥げ、錆びが出ている。完全に街の新陳代謝は止まっている。

スターバックスすなば珈琲がどれだけの人気を博そうと少し歩けばこんなものである。

 

さて、今回の取材対象は鳥取の星空。

 

鳥取環境省の調査で「星の見えやすさ」一位に何度も輝いた事があるらしく、今年度から「星取県」と称し、県をあげて宣伝しているらしい。

記憶が確かなら、一年前の冬は「カニ取県」として売り出していた。

 

諸君、笑うことなかれ。

我が故郷ながら涙ぐましい努力ではないか。

 

ところで、何で星が綺麗かって?

人が少ないからさ。

諸君、笑うことなかれ…

 

ここまで大いに我が故郷を馬鹿にしてきたが、私は一方で、故郷を愛する者である。

 

矛盾してるって?文脈がめちゃくちゃだって?

 

そんなものでしょう、愛情なんて。