水溜り日記

日々の記録を。

たまには1週間を振り返ろう。

26日(日) 覚えていない。

27日(月)雑務を終え、ロケのため奈良で宿泊。

    最近の担当番組で宿泊は珍しい。

28日(火)ロケ。ずーっと路線バスに乗るロケ。

    夜遅くまでのロケだったので

    和歌山にて宿泊。夜、ディレクター、

    カメラマン、音声、自分とで 

    近くの居酒屋で飲む。

    軽く説教される。

29日(水) 同期の男と飲む。終電で帰れた。

30日(木)同期の男3人で飲む。 

    終電では帰れなかった。

31日(金) 取材先で打ち合わせ。 

    その後テロップ入れなど完パケ作業。

1日(土)休み。午前中は家でダラダラ。

   冷蔵庫に残っていたチューハイを飲む。

   うたた寝後、某局で編集の練習。 

   5時間ある収録素材を

   細かくシーンごとに刻む。

   それをピンセットで摘むように

   並べていく。面白いが

   まだまだ一人前には慣れない。

   今年でADは卒業したいのだが。

 

大きくなったら

今年、最初の小説は「坊ちゃん」を読んだ。

漱石好きだねえと我ながら思う。

改めて読むと初めて読んだ中1の時とは違った読み方が出来る。

「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。」という冒頭。

江戸っ子の青年が愛媛県に赴任し、物語は展開される。1年目の教師だから赴任早々、生徒に舐められる。そこのところが、面白おかしく描かれる。話の柱は学校という組織や人間関係を裏で牛耳る悪者をやっつける「勧善懲悪」もの。

教頭の赤シャツは表では良い顔を振りまいているが、裏では自分の利益を得ようと悪事を働く。そういうやつには野だのような腰巾着がついている。うらなりくんのようなお人好しは、そんな悪者に辛い目にあわされる。この構造が社会の縮図を上手く表している。

坊ちゃんは大人の社会との出会いを描いていると思う。純粋な心を持った「坊ちゃん」がどうやって社会と折り合っていくかが物語のテーマ。大人の社会との出会いは大きな葛藤が生まれる。大人になるってなんだ?という問いを漱石はこの小説で考えたのでは。

 

 

 

やれやれ

前日の飲み過ぎで寝坊。

慌てて、大阪行きの高速バスに乗る。

ディレクターには「渋滞で遅れます」と嘘をつき、夕方に出社。

毎年、年末年始は5日ほど実家で過ごす。実家のぬるま湯に浸かりきると年始の仕事は何とも言えない倦怠と憂鬱に襲われる。でも、今年は2泊3日しか過ごさなかったからか平常心で仕事に入れた。これくらいの期間がちょうどいいのかもしれない。

 

計画性

一年の計は元旦にありという言葉があるくらいで、気持ちを新たに今年こそはと意気込んでいる人も多いだろう。

その一方で、新年気持ちも新たに目標を立てるが、1ヶ月と続かない人もいるし、3日と続かない人もいる。強者(つわもの)になると1日で忘れる人もいる。人間らしくてそれはそれでいいとも思う。やるしか無い状況になれば自然とやる気は出るものだから。とは言え、ぼくも今年やりたい事をぼんやりとこの二日間で考えていた。

さてさて、2日は中学の同級生の飲み会があった。23時ごろに飲み会はお開きになったわけだが、ばったり高校生の頃の同級生に会ってしまった。こういう時期だから会うこと自体は、やぶさかでは無いけど、明日、朝には鳥取をたつからここで会って合流するのは都合が悪い。高校の同級生にあいさつもそこそこに、「帰ります!」と言って逃げようとしたが結局、捕まって3時まで飲むことになった。

翌朝がつらくて、寝坊した。仕事に遅刻しそうだ。もう一年の計どころでは無い。

 

 

帰郷

元日の昼下がり鳥取に帰った。どんよりとした雲が山陰らしい。実家に到着すると玄関先に紫陽花が赤い花をつけていた。「狂い咲きか?」と母に尋ねたら去年の梅雨に咲いていたものの色が変化したそうだ。物心ついた時には自宅の玄関先に植っていた紫陽花にそんな性質があるとは知らなかった。調べてみると紫陽花の色が変化することはよくあることだそうで、その事から花言葉は「移り気」らしい。

と、少し雅なことを書いたが花を愛でる心は最初だけで、帰るなり実家に用意してあった酒をたらふく飲み、17時の段階では泥酔。ビールを2回コタツにこぼし、母に叱られ、1人小さく部屋の隅で顔を伏せ丸まっていた。何をやっているんだか…

まだおせち料理食べてないな。

大晦日

晦日の朝は年賀状を書いた。書いたと言っても一人だけだ。面倒くさいことをと我ながら思うが自分が返して欲しいから、貰って嬉しいから書くのである。LINEやTwitterなどもっと簡便に済ませる方法もあるが、やはり手書きのメッセージには敵うまい。

書いた年賀状をポストに投函し、出勤した。今晩のロケの準備だ。ロケは大晦日の高速バス乗り場の深夜便客のリポートだ。「わざわざ高速バスで年を越す人にはおもろい理由があるはずや」という番組プロデューサーの発言により、若い女ディレクターとADである自分が犠牲になった格好だ。

準備が一通り終わり、遅い昼食をとる。

なんだか侘しいな。

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そろそろ今年を振り返ろう②

今年の振り返りということで、私としてもやはり「ギャル語流行語大賞」は避けて通れませんわな…(なんでだよ)。

1位 KP→乾杯の意味

2位 ぴえん→可愛く泣いているニュアンス

3位 わかりみが深い→よく分かる、共感の意

 

全て一度も聞いたことがない。でも、流行ってるんでしょ。居酒屋で同世代の女の子や大学生くらいの女の子と話す事が何度かあったけど、どうりで話が合わないわけだ。単語がスラング過ぎて何言ってるか分からなかったし。こんな単語使われてたらそりゃ分かりませんわ。YouTuberの話をされても全くついていけないし、テレビは見ないって言われるし。まさに「ぴえん」な1年でした。使い方合ってんのかな?