色々、大変な様で
6月18日
7:00に出社。
その日はロケがあったからいつもより格別早く行ったわけだ。
1時間ほどで一通りの準備を終え、後は、注文していたロケ弁当20食分の配達を待つのみ。
オフィスのある8階のベランダから道路を見下ろすもまだ弁当屋は来ない。
そんな事をしていたら突然、
ドォーっと轟音がなり、ビル全体が
揺れた。
揺れが強すぎて最初、何が起こったのか分からなかった。
揺れが収まり、直ぐにテレビをつけたら大阪北部で震度6弱の地震。
「真下やんけ!」
と徹夜で編集をしていたディレクターが
絶叫した。
あれだけ、大きいとやはり為すすべもない事を実感。
1日だけ自宅のガスが止まって、
シャワー浴びれなかったし、やはりこれを機に、地震対策は必要かなと思い、とりあえず自宅の備品を確認する事にした。
まずは、懐中電灯。
暗くなっても安心だ。
次に、「いろはす」と「炭酸水」が5本ずつ。
これは酒盛り様に常備している分ではあるが、水は特に重要だから、安心。
後は‥
黒霧島、日置桜、梅酒(チョーヤ)、
ワインが各一本ずつ。
これで、地震の後も安心して酒盛りが出来るってもんだ‥
非常食くらい買っとくか?
刺身で再開
仕事柄、全国各地に行くことが多い。
仕事が終われば、ディレクター、
出演者、技術さんと酒盛りが始まる。
ホテルのフロント、取材先、タクシーの運転手などなど入念な聞き込みを重ね、
店を決定する。
今回は三重県の尾鷲という町にお邪魔した。小さな港町で、昭和初期くらいの木造建築の家々が立ち並ぶ、なんとも趣のある町だ。
ここの刺身が何を食っても美味かった。鳥取育ち、故郷の海産物に自信を持っている僕もここの刺身には白旗だ。
醤油がそもそも美味い。大蒜(にんにく)と生姜をすりおろしたのに、山葵ではなく、青唐辛子の刻んだのを入れるのがここの刺身醤油らしい。
ワラサというブリの一つ前の魚。程よい脂と青唐辛子のきつめな辛さがたまらんな。
何故こんなに美味いのか?
大将に聞いてみると、この地域は海と山が近く、雨量もかなり多い。
そうすると、雨で山から豊富な植物性プランクトンが流れ出てくるから魚がよく肥えているらしい。
お土産に刺身弁当まで頂いた。
良い町だったなあ。